未来の1/fragment
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現場である教室の向かい側でブラインドから外を覗く真弥とさやかは、こそこそと顔を向かい合わせて話す。
「丸林の怒鳴り声が聞こえない?」
「うん、確かに」
「ねぇ夏海はまだ?あれからどんだけだった?遅くない?」
「あっ誰か来た‼︎」
走ってきた夏海は教室の前で立ち止まり、中から男女の声が聞こえ、チラッと窓から中を覗いて確認し様子を伺う。
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「お前確か、体育館でバレー部見てる連中の中にいたよな⁉︎そっか、俺は分かったぞ‼︎もしかしてお前は堀澤の事が…」
「ちょっと、適当なこと言わないで‼︎」
反論する星野だったが、丸林は「そうなんだ〜」「ふぅーん」と呟き、教室を見渡しながら笑う。