Promise with you
ふと目が覚めると、手に温もりを感じた。


「あっ目覚めたか?」


コクりと頷く。


「俺はお前を一生守り続けるから。お前は俺の生きがいなんだ。お前が死にたいなら俺も死にたくなる。な?だから、死にたいだの別れようだの言わないでくれよ……」


「ひなた……ごめんな…さいッケホッケホッ……」


「あ、ちはやちゃん目が覚めたかい?彼氏くんナースコール押してと言ったのに……」


「すみませんいま目を覚ましたんです」



こっそり入ってきた藤ヶ谷先生はだいぶ深刻そうな顔をしている。


「ちはやちゃん……そろそろ、手術を考えてくれないかな?もうこのままだと限界もあるし……」


「今のままだと、どれぐらい持つんですか?」


「……」


「教えてください!!」


「最悪の場合だと……半年持てば良い方……」


「半年……か………」
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