Promise with you
5章 モット知りタイ
ふと気づくと消毒液の強い臭いが鼻にツンときた。


ゆっくりゆっくり目を開けると、


病院だった...


ん?学校じゃなかったっけ?


「ちはやちゃん起きた!?」


こくりと頷く。


「しばらく体育休もっか...」


そう告げられた。


もう弱ってるのかな...。


「そんなに...弱って......る...ん......です...か?」


「心臓の動きが弱ってるね…力が弱くなってるね‥‥手術したいけど、あまりしたくないんだよね‥‥傷がつくからさ‥‥」


「今はまだ……したくない…です。」


「今回は、体が元に戻ったら退院でいいよ、前も直ぐに返してあげられなかったしね」


「ありがとうございます」


「なら、もう少し落ち着いたら一般移ろうね」


頷くと先生は数値だけみて隣へ行った。


もう私、ほんとに病人だ…
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