Promise with you
「なぁ、手、震えてんぞ?」


「え、そうかな?‥‥」


怖くて仕方ないの。


私がいつあなたと会えなくなるのか分からない。


私の心臓は徐々に悪くなってるんだって、自分でもわかる。


よくドキドキして、その度に薬に頼って生きてる。


三ヵ月前の今頃はこんなんじゃなかったのに、何で急に悪くなったんだろう。


「俺にいつでも相談しろよ?何かあるんなら」


「ありがと‥‥」


ごめんなさい、陽向‥‥


あなたに隠し事があるの。


だから、相談なんかできないんだよ‥‥


「ちはや?」


「ん?」


「今度気晴らしにどこか行こう!あ、テストのあとね、、」


「うん‥」


学校につくと、陽向は部活の朝練って言って部活のカバンを持って外に出た。


「あ、ちはやじゃん、学校来たんだ」
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