Promise with you
「…うん」


「口からじゃなくて?」


「……。」


「はぁ、また無理して…はい保健室行こ「やだ!!」


クラスがシーンとなるほど、私はいつの間にかさけんでた。


「私はそんなに弱くないもん!我慢ぐらい出来るよ!負けたくないの!!!」


「ごめんちはや許して…」


私は落ちそうななみだを隠してトイレに走った。


「ゲホッゲホッ」


自分の目の前に映っているのは、トイレの水に溶け込んでいく血…


「なんで私がこんなことしなきゃいけないの…」


涙が止まら無くてどうしようもなかった…


「ちとせ?ここにいるんでしょ?開けて?」


詩音…


そんなとににかぎって…


「ゲホッゲホッ…ゲホッ‥‥」
< 97 / 123 >

この作品をシェア

pagetop