俺様王子とメイドちゃん
思いきって、私から話を切り出してみた。
「ねえ、蒼くん。蒼くんはどうして、湊と
仲が良いの? 二人は性格とか、すっごく
正反対な気がするけど」
蒼くんは、わたしの質問を聞いて、
急に笑いだした。
「ごめん、失礼な質問だよね?」
「ううん、いいんだ。事実だからね。
自分でも、時々思うんだ。
友人なのに、僕と湊はあまりにもかけ離れ
ている、って。」
そう言う蒼くんの顔はどこか寂しそうで。
「蒼くんには、蒼くんの良さがあるし。
いや、むしろ湊とかけ離れてるって、
すごくいいことだよ!
湊、ほんと態度でかいし!!」
フォローしたつもりが、必死になり過ぎ
ておかしな感じになってしまった。
こんなんで、フォローになったのかな・・・
なってないよね
わたし、こういうのすごく下手みたい
だけと、蒼くんの反応は予想以上だった。
「ありがとう。そう言ってもらえて、
すごく嬉しい」
澄んだ藍色の瞳が、真っ直ぐわたしを見る。
わたしは、その綺麗な瞳に吸い込まれそう
になった。
すごく、真剣な瞳
ほんとにそう思ってくれてるんだ
「ねえ、蒼くん。蒼くんはどうして、湊と
仲が良いの? 二人は性格とか、すっごく
正反対な気がするけど」
蒼くんは、わたしの質問を聞いて、
急に笑いだした。
「ごめん、失礼な質問だよね?」
「ううん、いいんだ。事実だからね。
自分でも、時々思うんだ。
友人なのに、僕と湊はあまりにもかけ離れ
ている、って。」
そう言う蒼くんの顔はどこか寂しそうで。
「蒼くんには、蒼くんの良さがあるし。
いや、むしろ湊とかけ離れてるって、
すごくいいことだよ!
湊、ほんと態度でかいし!!」
フォローしたつもりが、必死になり過ぎ
ておかしな感じになってしまった。
こんなんで、フォローになったのかな・・・
なってないよね
わたし、こういうのすごく下手みたい
だけと、蒼くんの反応は予想以上だった。
「ありがとう。そう言ってもらえて、
すごく嬉しい」
澄んだ藍色の瞳が、真っ直ぐわたしを見る。
わたしは、その綺麗な瞳に吸い込まれそう
になった。
すごく、真剣な瞳
ほんとにそう思ってくれてるんだ