俺様王子とメイドちゃん
ご褒美
ざわざわとした朝の校舎。
廊下を歩くわたしを見て、すれ違う生徒達
はこそこそと何かを囁く。
はあ~
この状況、無駄に疲れる・・・
結果がますます気になるし
よし、急いで結果を見に行こう
早足で階段を登り、結果が張り出されてい
る廊下に出た。
廊下には、人だかりができていた。
前回のテストのときとは、日にならないくらい。
違う学年の人もいるみたいだった。
多分、わたしと湊のことを知った人たちが
見に来たんだと思う。
「美咲! 早く早く!!」
わたしを呼ぶ声が聞こえた。
香織が、背伸びをして人だかりの中から
顔を出している。
「香織、今行く!」
勢いよく返事をして、走り出した。
わたしがテスト結果の前に来ると、そこに
いた生徒達が急いで道をあけた。
何、この反応
すっごい不気味・・・
わたしは、恐る恐る足を進め、顔をあげた。
結果は――――
廊下を歩くわたしを見て、すれ違う生徒達
はこそこそと何かを囁く。
はあ~
この状況、無駄に疲れる・・・
結果がますます気になるし
よし、急いで結果を見に行こう
早足で階段を登り、結果が張り出されてい
る廊下に出た。
廊下には、人だかりができていた。
前回のテストのときとは、日にならないくらい。
違う学年の人もいるみたいだった。
多分、わたしと湊のことを知った人たちが
見に来たんだと思う。
「美咲! 早く早く!!」
わたしを呼ぶ声が聞こえた。
香織が、背伸びをして人だかりの中から
顔を出している。
「香織、今行く!」
勢いよく返事をして、走り出した。
わたしがテスト結果の前に来ると、そこに
いた生徒達が急いで道をあけた。
何、この反応
すっごい不気味・・・
わたしは、恐る恐る足を進め、顔をあげた。
結果は――――