俺様王子とメイドちゃん
夏休み
1日目
「わあっ! きれい~」
雲ひとつない空。
爽やかな潮風。
そして、目の前に広がるコバルトブルーの海!
何だか清々しい気持ちになる。
そういえば、海を見たのはすごく久しぶり
かもしれない。
最近は、メイドの仕事と勉強ばっかりで
遊びに行くことなんてなかったなあ
7月の始め、香織が海にいこうって誘って
くれたけど、仕事で泣く泣く断ったし
よし! 今年の夏は、たくさん遊んで
リフレッシュ――――――――
「あーおい君!このあとビーチで一緒に
女の子ナンパしよ~!」
「ぼ、僕?! 陽介一人でいけばいいで
しょ。僕はナンパなんて恥ずかしくてでき
ないし、それに・・・」
「遊泳可能なビーチ全ては我が東条家の
プライベートビーチになっている。
残念だが、お前たちの望むナンパとやらは
できん」
「マジか。ショックだわ~。」
「ちょっと、僕もナンパしたいみたいに
聞こえるけど?!」
―――――――――できそうにない。
色々あって、わたしは、超金持ち学校
立花学園を牛耳る御曹司4人と共に、国内
の避暑地に来ている。
今ちょうど宿泊地(東条家のペンション)に到
着して、車を降りたとこ。
泊まるところは、レトロなお家ってかんじ
かなあ。
いや、家にしてはでかすぎるね
雲ひとつない空。
爽やかな潮風。
そして、目の前に広がるコバルトブルーの海!
何だか清々しい気持ちになる。
そういえば、海を見たのはすごく久しぶり
かもしれない。
最近は、メイドの仕事と勉強ばっかりで
遊びに行くことなんてなかったなあ
7月の始め、香織が海にいこうって誘って
くれたけど、仕事で泣く泣く断ったし
よし! 今年の夏は、たくさん遊んで
リフレッシュ――――――――
「あーおい君!このあとビーチで一緒に
女の子ナンパしよ~!」
「ぼ、僕?! 陽介一人でいけばいいで
しょ。僕はナンパなんて恥ずかしくてでき
ないし、それに・・・」
「遊泳可能なビーチ全ては我が東条家の
プライベートビーチになっている。
残念だが、お前たちの望むナンパとやらは
できん」
「マジか。ショックだわ~。」
「ちょっと、僕もナンパしたいみたいに
聞こえるけど?!」
―――――――――できそうにない。
色々あって、わたしは、超金持ち学校
立花学園を牛耳る御曹司4人と共に、国内
の避暑地に来ている。
今ちょうど宿泊地(東条家のペンション)に到
着して、車を降りたとこ。
泊まるところは、レトロなお家ってかんじ
かなあ。
いや、家にしてはでかすぎるね