俺様王子とメイドちゃん
「ん?別にそんなつもりではなかったのだが。」 

湊の不機嫌オーラをものともせずに、軽く

受け流す絢斗さん。

流石です。


「これは、陽介のリクエストだ。」


 

『湊、今年の夏、本当はイタリアに行く

予定だったんでしょ?楽しみにしてたの

に、ほぅんっと、かわいそうだよねぇ~。

せめてインテリアだけでも、イタリア風に

してその気にさせてあげよー。

サプライズ、サプライズ!』


だそうだ。


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