俺様王子とメイドちゃん
わたしは急いで階段をかけあがり、

たまたま目の前にあった部屋のドアを開けて入った。


3人が追いかけてこないと思い、ほっとため息をつく。

絨毯の床にへなへなと座り込んだ。




良かった、逃げ切れたー


でも、絶対目をつけられたなあ

これからあの人たちにも気を付けなきゃ・・・


心配事がまた一つふえてしまったことに、

またため息をついた。




それにしても、この部屋って何に使われて

るんだろう。

通常の教室ではないし、音楽室かな?


いや、でも楽器なんて置いてないし・・・。



中央にある高級そうなテーブルは、ティーカップが4つおいてある

その周りには赤色のソファー。

壁には本棚や食器棚がおかれている。



誰か生活してるのかな・・・そんなわけないか。

そんなことより、はやく教室に行こう。




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