俺様王子とメイドちゃん
「じゃあ、ホットミルクを湊様の所に運ん

でちょうだい」



「えっ、わたしがですか?!」


「そうよ、湊様からのご指名だもの。

良かったわねえ~」


家政婦さんは、うっとりしたように言った。



全然良くねえよっっ!!

心のなかでつっこむ。


これは絶対何かあるに決まってる

嫌だ、行きたくないよー





わたしは、家政婦さんに無理やりカップを

持たされ、泣く泣く階段を上り始めた。



うう 行きたくない・・・





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