俺様王子とメイドちゃん
「はあっ、はあっ、はあっ・・・」
わたしは、足を止めて呼吸を整えた。
ここまで来たら追ってこないよね?
わたしはもう一度辺りを見回した。
食料庫の前の薄暗い廊下
誰もいない――
壁にもたれ掛かかって、床にずるずると
座り込んだ。
わたしは、足を止めて呼吸を整えた。
ここまで来たら追ってこないよね?
わたしはもう一度辺りを見回した。
食料庫の前の薄暗い廊下
誰もいない――
壁にもたれ掛かかって、床にずるずると
座り込んだ。