儚げに笑う君の



「なーんて冗談だって☆そんなに怖い顔するなって!まさか…波留。春菜ちゃんのこと好きになっちゃったんじゃないの〜」


「んなわけないだろ、話したこともほぼほぼないのに。」


隣の咲橋を見るけど、女子からも男子からも質問攻めを受けてるのか少し焦っている。




咲橋の近くにいる男子たちは、顔を赤くしてニヤニヤしているし…



そう考えたら、咲橋の腕を掴んで、教室から出てた。

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