儚げに笑う君の
「あの…波留君のことが好きです!付き合ってください!」
いつもなら付き合う俺だけど、あの女のことが忘れられない。
あの後無事に帰ったのか。
なんで泣いていたのか。
何て名前なのか。
「あの…波留君?」
「あ、あぁ、ごめん俺今そういうのいいから。」
俺がそういうと目の前の女はびっくりしたような顔で
「えっ…そうですか。わかりました」
そう言って逃げるように去っていった
俺も教室に戻ろう。