これは、いつかの君の話
1章、隣
今年もまた春が来た。
今年から私も花のJKだ。
浮かれ気分で鏡の前に立つ。
鏡の前でくるくると回って新しい制服姿にみとれていた。
気づけば朝の8時。
自分が遅刻寸前なのに気づいた。
「やっば!?もうこんな時間!?」
私は制服のネクタイを少し緩めに占めて家を飛び出す。
この角を曲がれば学校だ。
勢いよく飛び出した私にぶつかってきたのは同じ高校の制服を着た男の人だった。
「あっ・・わりぃ!」
男の人は慌てた様子で謝るとそのまま私が来た道へと走っていく。
今年から私も花のJKだ。
浮かれ気分で鏡の前に立つ。
鏡の前でくるくると回って新しい制服姿にみとれていた。
気づけば朝の8時。
自分が遅刻寸前なのに気づいた。
「やっば!?もうこんな時間!?」
私は制服のネクタイを少し緩めに占めて家を飛び出す。
この角を曲がれば学校だ。
勢いよく飛び出した私にぶつかってきたのは同じ高校の制服を着た男の人だった。
「あっ・・わりぃ!」
男の人は慌てた様子で謝るとそのまま私が来た道へと走っていく。