りんごなキミ



ガラッ




図書室のドアを開けるとさっきまでの煩さが嘘のようにシーンと静まり返っている。


まるで違う空間にいるようで少し不気味な感じだ……





ガタッ






………。






…い…今、音聞こえたよ…ね…?





「…だっ誰か居るんですかっ?」




と恐る恐る聞いてみる。





もちろん、答えが返ってくるはずもなく
あたしは音が聞こえた方へ近付いてみる…。




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