キャッチボール
「わ、私だって、なんか
話しかけられなくなっちゃったんだよ!」
―パシッ―
「幼なじみって、そういうもんなのかなー」
―パンッ―
「少女漫画じゃもっと仲いいけどねー!!」
―パシッ―
「お前が少女漫画とか、ありえねー!!」
―パンッ―
「うっさい!!私だって女子ですう!!」
少しは女の子として意識しなさいよね。
次のボールはちょっと強めに投げた。
―パシッ!!―
「おおー!!いい球!!
さすがソフトボール部次期部長!!」
えっ……
―パンッ―