思ィハ永遠ニ≪愛鎖≫



今屋上には、夢炎(ムエン)舞羅刃(マラバ)と言う教師と、俺だけ。


「趣味ですか?盗聴は。」


「クスクス…」と付け足すと、涼しい顔で「そうかもしれないわ」と言い返された。



「…何か用事でも?」


少し疲れている俺は、とにかく独りを感じていたかった。



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