Olive Girl
「できた!!食べよ。」
「わっ!すご!!!」
「いつもと同じだよ。」
晴斗が作った朝ごはんはすごい。朝から6品も。
あたしは和食って言っても
お茶漬けくらいなのに…。
尊敬する!!!!
「晴斗は何で料理上手いの?」
「俺んち両親共働きだったから俺が弟達の飯作ってたんだ。」
「そうなんだ。
晴斗って弟いるんだね。」
「男ばっかりの四人兄弟ね。」
「へぇ〜。会ってみたいな♪」
「実家ここから一駅だけど
今度行く?」
「行く!!!!!」
「じゃあ来週末にでも行こっか。連絡しとく。」
「うん。楽しみ〜っ♪」
「普通は彼氏の実家なんて
行きたがらないのに梢は変わってるなあ。」
「そうかな?
あたし保育士してるくらいだから人と話すの好きなの!!」
「まあみんな喜ぶよ。
家に女はお袋しかいないし。笑」
「お母さんどんな人?」
「自由人って感じ?
嫁姑バトルとは無縁な人かな。」
「じゃあ仲良くなれるね☆」
「梢は兄弟いるの?」
「あたしは一つ年上のお兄ちゃんがいるよ。大学生でバーでバイトしてる。」
「そっか〜。」