ボクはここにいる
冬の光
ハラハラ舞い降りる粉雪は
パノラマの銀世界を見せてくれるけれど
ボクの足下には残らない
ハラハラ降り積もる粉雪は
共に姿を変え皆を楽しませるけれど
ボクは君らと交われない
泣き出しそうな空でさえ
ボクを癒すことはできない
泣き出したボクを包んだのは
まばゆい光をまとった太陽
キミの光が世界を溶かし
ボクを孤独から救うのだ