天使な悪魔〜二面性を持つ女と闘う男の物語〜
もともと突然変異でなった二面性。


戻んのも突然変異でした。



オレが呆然としていると、
凛が不安気に聞いてきた。


「悠介…
二面性なくなったからつまんなくなったとか…
言わないでよ…??」



若干の涙目と上目使い。


てめっ、計算かっ?!


白と黒の魅力全部取り入れてやがる…





オレは強く、でも優しく凛を抱きしめた。





「ばーか。んなわけねぇだろ。
まぁ…キスする理由がなくなっちまったけど…
理由なんていらねぇな」




「悠介、キス魔だもんね」



「うるせぇよ」





二面性があろうとなかろうと、
凛は凛。


これからもオレだけの天使で
オレだけの小悪魔♪





















ーEndー
< 107 / 110 >

この作品をシェア

pagetop