天使な悪魔〜二面性を持つ女と闘う男の物語〜
「ホントに送んなくていいの?」

「うん。だいじょーぶ」

そう言って、凛は玄関を出る。

「凛」

「ん?…!」

振り向きざまにキスをした。

「悠くん…」

「今日あんま喋れなかったじゃん?」

オレがニコッと笑うと、
凛は顔を赤くした。

「ホント、優しいんだね」

「そんなんじゃねぇよ
ただキスしたいだけぇ〜」

「悠くんの変態」

「うっせぇ」




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