嘘と真実の世界
やっと学校が終わりました
さて…帰りま
「盛川」
どうやらそんな簡単に
帰れないようです
それにしても女子の視線が
結城 沙希さんが言ってたのは
これですか
「何?」
「話がある」
「……私はない」
「俺はある」
どうやら彼は
譲ってくれないようですね
このやり取りを続けたら永遠に
終わらなそうですし
仕方がありません
「分かった…ただし条件がある
1つ校内で話すのは無理
2つ場所は私が決めさせてもらう
3つ明日からは話しかけないで
まぁつまり用件は今日中に話して」
「これがのめないなら帰らせてもらう
あと
明日からは話しかけないで…は
条件とか関係なしに
今後もそうしてもらうから」
「今日話さなかったら
もう一生話せないって事?」
「必要最低限の会話しかしない」
「分かった」