追憶の彼方に

✩✩どうしょう


一華は、波瑠と再会してから
動揺がすごかったが、
なんとか、優里に助けられて
一日を終わらせることが出来た。

帰りに優里が、
「どこかでランチしよう。」
と、言ってくれてた。

場所を移動して
優里から
「これ。」
と、渡された。
「?」
「波瑠さんから。」と

「なんで、波瑠とわかったの?」

「わかるよ。一華の顔をみたら。
愛おしそうな、切なそうな、
顔していたから‥‥
波瑠さんから預かったの。」
と、言われた。

「ありがとう。
今日は優里に沢山助けて
もらった。
ごめんね、迷惑かけて。」
と、言った。

「お互い様でしょ。
一華、今後も波瑠さん、
出入りあるかもだから、
きちんと話した方が良いよ。
先に進むためにも。」
と、言われた。

「うん、そうだね。
話してみるよ。」
と、言ったが、どうしたら
良いのか、わからなかった。

マンションに戻ってから、
名刺と携帯を見比べて
どうしょうと、悩んでいたら

携帯がなって、飛び上がるほど
びっくりした。

結城課長からだったが
頭が波瑠で一杯で
話す気になれなくて放置した。
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