追憶の彼方に
✩✩何かあった?
波瑠が、お風呂から出ると同時に
食事の準備ができ
一華は、波瑠と一緒に食べた。
波瑠は、
「美味しい。美味しい。」
と、言っていつも完食してくれる。
片付けも終わり
二人で、ゆっくり寛いでいると
波瑠が、
「一華、今日なんか、
あったんじゃないのか。」
「どうして?なにもないよ。」
「一華、何かあったら、
何でも言ってほしい。
わかった?」
「うん、大丈夫だよ。
都市計画、いよいよ、大詰めなんでしょ。
頑張ってね。」
と、言うと。
「おぉ、初めて任された、仕事だから
きちんと、やりたいんだ。」
と、言う波瑠に
やはり、落ち着いてからに
して良かったと、思っていた。
明日も早いし
寝ようかと二人で、
ベッドへ入った。
一華は、波瑠に抱き締められると
ゆっくりと眠れた。