ちゃんと見ろよ 俺のこと
その日の掃除の時間
あの4人に呼び出しをくらった
「ねぇ、友達じゃないって言ったわよね」
「どーして山崎って苗字を知ってるのに名前で呼んでたの?」
「あと、お弁当のことだって偶然じゃ無いじゃん」
「いつもって言ってた」
はぁ
もう嫌
「ねぇ、別にあんたは宮沢君と仲良くしたいわけじゃないのよね」
「え、うん」
そんなことない
ずっと仲良くしたい
「じゃあもう関わらないで」
は?なんでそんなこと決める権利があるの?
「ど、どうして?」
「あのさー、あんたみたいな他クラスの女子が宮沢君と仲良くしてるのみて私たちは嫌な気持ちになるの」
「え、ちょっとまってよ
おかしくない?」
「おかしいのは山崎さんでしょ?
馴れ馴れしくお弁当とか届けちゃって」
宮沢君のこと好きなんだ…
「次宮沢君に関わったら、どーなるかわかってるよね??」
そう言ってあの4人組は行ってしまった