本当
「今日一緒に帰る」

その一言だけを残し私の返事を聞くこともなくさっきの男の人の友達のところへ行った。
そこにさっきの男の人もついて行く。

通りすがりに私の事横目で睨んでいたのは気のせい…ではない…

正と少しずつ絡み始めてから何故か優しい男の人の視線がこわい。

それからしばらくして私は母と精神科へ訪れた。

そこで私は他人視線恐怖症と診断された。

いつしか私は他人視線恐怖症になってしまっていたのだ。

せっかくクラスメイトと友達になれたのにそれも全て水の泡。
正は全くその事にまだ気付いていない。

いきなり私の名前呼んでくるしせっかくの休み時間も近寄って来る。
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