お見通しな恋




あぁ…もうっ



涙が…邪魔して…っ



「ったく…。
今はその涙に免じて返事は聞かない。
でも、後でちゃんと聞かせろよ?」



コクッと一回頷くと、響の身体に包まれた。




涙を止めることに必死だった私は、



“ま、花の気持ちは昔から知ってるけどな”



と響が呟いてたことなんて、



知っているわけがない。





*end*



< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

先輩は意地悪な人。

総文字数/1,268

恋愛(学園)10ページ

表紙を見る
初恋はK君

総文字数/2,604

恋愛(純愛)18ページ

表紙を見る
彼の好きな人

総文字数/6,091

恋愛(純愛)26ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop