ふちどられたミライの中で【ケータイ小説向上の会企画作品】
俺は唐突に話を切り出した。ハルキは疑問符を頭に抱える。
「考えててくれたか?アレ。」
俺の言葉の後、俺達の会話は途切れた。ハルキが一点を見つめて動かなくなったからだ。
そしてまるで機械のようなぎこちない動作でこっちに振り返った。
「アレって・・・何だっけ?」
やっと口を開いたかと思えばそれかよ・・・、俺は今度こそ本当に溜息を付いた。
「マジで?」
「ああ、何だっけ・・・・?」
俺はしばらく考え込んだ。何となく予想はしてたが・・・
「本当に・・・ほんっとうに忘れたのか?」
「本当です、スミマセン。」
ハルキが苦笑いを浮かべた。
「昨日、言っただろ?明日、母さんの誕生日だからさ。何かあげるもの考えておいてくれって。俺じゃあそういうの考え付かないって言「思い出したーっ!!」
ハルキが教室中、もしくは廊下の先まで聞こえるんじゃないかって位の大声をあげた。視線が集まって恥ずかしいじゃねえかよ・・・。
「そっか!そのことか!あんまりはやく良い案が出たんで奥にしまってたよ、ははは。」
「考えててくれたか?アレ。」
俺の言葉の後、俺達の会話は途切れた。ハルキが一点を見つめて動かなくなったからだ。
そしてまるで機械のようなぎこちない動作でこっちに振り返った。
「アレって・・・何だっけ?」
やっと口を開いたかと思えばそれかよ・・・、俺は今度こそ本当に溜息を付いた。
「マジで?」
「ああ、何だっけ・・・・?」
俺はしばらく考え込んだ。何となく予想はしてたが・・・
「本当に・・・ほんっとうに忘れたのか?」
「本当です、スミマセン。」
ハルキが苦笑いを浮かべた。
「昨日、言っただろ?明日、母さんの誕生日だからさ。何かあげるもの考えておいてくれって。俺じゃあそういうの考え付かないって言「思い出したーっ!!」
ハルキが教室中、もしくは廊下の先まで聞こえるんじゃないかって位の大声をあげた。視線が集まって恥ずかしいじゃねえかよ・・・。
「そっか!そのことか!あんまりはやく良い案が出たんで奥にしまってたよ、ははは。」