ふちどられたミライの中で【ケータイ小説向上の会企画作品】
~追憶~
○●reminiscencemaru○●
横を猛スピードで自転車が通り過ぎた。舞い上がる埃がうっとうしくて俺は小石に八つ当たりしていた。
その日の俺の目的は探す、事だった。
休日のさらに混みあった雑踏の中を苛立ちながらも進む。俺が探しているもの・・・・・それは『自分の最期の場所』
つまり、自殺願望を抱いていたのだ。別に昨日や今日ぽっと考え出した事では無い。だいぶ前から自分が住んでいる世界と立場が嫌いだったのだ。
けれどなかなかタイミングを掴めずに居た。死んだ後生まれ変わりでもしたら意味無いなとか考えていると、いつの間にか一日は終わって、
それが何度も何度も繰り返された。
そして今日この日を迎えたという訳なのだ。そして今日自分の決意はほぼ固まっていて・・・というのもついに家から追い出されたからだ。
頭を冷やしてこい!と怒鳴られ、どうせならもう全て冷やしてリセットさせてみようと考え今に至る。
横を猛スピードで自転車が通り過ぎた。舞い上がる埃がうっとうしくて俺は小石に八つ当たりしていた。
その日の俺の目的は探す、事だった。
休日のさらに混みあった雑踏の中を苛立ちながらも進む。俺が探しているもの・・・・・それは『自分の最期の場所』
つまり、自殺願望を抱いていたのだ。別に昨日や今日ぽっと考え出した事では無い。だいぶ前から自分が住んでいる世界と立場が嫌いだったのだ。
けれどなかなかタイミングを掴めずに居た。死んだ後生まれ変わりでもしたら意味無いなとか考えていると、いつの間にか一日は終わって、
それが何度も何度も繰り返された。
そして今日この日を迎えたという訳なのだ。そして今日自分の決意はほぼ固まっていて・・・というのもついに家から追い出されたからだ。
頭を冷やしてこい!と怒鳴られ、どうせならもう全て冷やしてリセットさせてみようと考え今に至る。