ふちどられたミライの中で【ケータイ小説向上の会企画作品】
それから毎日欠かさずあそこに行って。


その度彼女は



「おかえり」


と言ってくれる。




それがまたどうしようもなく嬉しくて仕方が無かった。


自分を認めてくれる場所もそこに在るし。




まだ、立ち直れてない部分もあるけれど


それを考えるたびに勇気が湧いた。





いつしか一年という月日が流れた―――。


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