横顔だけじゃ、足りなくて



千加みたいに簡単にイッチーを抱きしめられるような距離感が羨ましい。


抱きしめたい…

抱きしめられたい…

けど、すごくすごく恥ずかしい。


ダメだ。

変な欲が出てきてしまった。


気持ちを切り替えよう!




「彗くんのクラスは何するの?」


『ラムネだよ』


「ビー玉が入ってるやつだ!」




私の大きな反応にまた笑う彗くん


その横顔がたまらなく好き!


ずっと見ていたい…




『一緒に飲もうね!』


「うん!」




学校祭、楽しみだなぁ♪



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