横顔だけじゃ、足りなくて



すると、前を歩いている逹奇くんと彼女さんを発見!


わいわい楽しそうに会話して歩いていた。


良かったね、逹奇くん!




『ねぇ千加、一つちょうだい?』


「うん、じゃぁ口開けて?」




イッチーが開けた口に千加は、カステラを一つ口に入れた。


かぁぁぁ/////////


なんて恥ずかしいことを私は…!


こんなことをこの前、彗くんにしたなんて…!


恥ずかし過ぎる…




「ほら、真彩も!」


「えっ!?」




千加が私の口にも一つカステラを入れた。


するとほんのり甘い味が口に広がった…




「美味しい!」


「でしょ?」




そして三人で笑い合う。



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