横顔だけじゃ、足りなくて
那雲が歩いてきて、いつもの四人が出来た。
『相変わらずのイチャつきだなぁ。』
『うん』
『一也は良く嫌がらねーな』
ぎゅっとイッチーを抱きしめて離さない千加をじっと見る那雲。
でも千加の気持ち、わかるよ。
少しでも長く一緒にいたい気持ち。
離したくない気持ち。
本心から好きだからこそ、そんな気持ちになれるんだよ。
『千加が好きだからね』
…
…
イッチー!!!!
恥ずかしがる千加の顔が一気に赤くなっていく。
ホント幸せそう♪