横顔だけじゃ、足りなくて
そして私の可笑しな顔に吹き出した。
ちょ、笑わないでよ‼︎
お腹を抱えて笑い転げる那雲…
「もう‼︎」
『そう怒んなよ?
俺につられて笑ってろ!』
「なにそれ」
目を細めて楽しそうに笑う那雲、久しぶりに近くで見れた気がする。
でもやっぱり、笑顔の人を見るとつられて笑ってしまう。
那雲のベットの上に寝転がり天井を見る。
すると真上に那雲の顔が⁉︎
『アイツが怒っても知らねーからな』
「あっ…」
『バカ‼︎
まっ、何か悩んだりしたら話し聞いてやるからよ』
怒ったり、またすぐ笑ったりする那雲、私は好きだよ。
「ありがと」