横顔だけじゃ、足りなくて



その反応とは裏腹に、千加はニヤニヤしていた。




「やるなー!柊良さん!」


『真彩ちゃん、それで嬉しそうだったんだ』




イッチーにも見られていたのかと思うと、ものすごく恥ずかしい気持ちになった。


そういえば二人ももちろんクリスマスデートするんだよね?




「二人は?」


「実はさ、イッチーからクリスマスデート誘ってくれたんだ!」


『ちょっ、千加!』




恥ずかしがるイッチー


飛び跳ねて嬉しさ全開にして、イッチーの腕にまとわりついた千加。


へー、イッチー頑張ったね!


千加こんなにテンション高いもん!




「イッチー、楽しみにしてるから!」


『うん、楽しませてあげれるよう頑張るよ』




二人のデート上手くいくと良いな♪


たぶん、イッチーがリードしていくのかな?


その後の千加の惚気がヤバそう!




「で、那雲はどうなのさ?」




お決まりのフリ!


ナイス千加!




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