横顔だけじゃ、足りなくて



那雲と当たっちゃったら、どっちを応援したらいいの??


大変だ…


全学年がやるから当たる可能性も高いわけで。




『ねぇ…、応援しに来てよ』




えっ!?


今、先輩何て!?


応援に…


私が…!?




『いや…ならいいけど。』


「行きます…応援させてください。」




そんなの断れるわけない。


もちろん那雲も応援したい。


でも那雲は幼なじみなだけで…


どうか、当たらないで!


お願いだから…




『あの子は?』


「えっ?」


『幼なじみの…』




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