O♡L
1人1競技までが限度で、チーム内でうまく人数合わせをしなければならない。


「どうする奈緒⁉︎出る?出ない?」

あずさが尋ねてきた。


「どうしようかな…。あたし、走るのとかニガテだしな〜…」


先輩たちはやる気満々で、運動音痴のあたしが無理に出て、足を引っ張ることは目に見えていた。


「やっぱり、あたしは応援でー…」

「…え⁉︎奈緒ちゃん出ないのっ⁉︎」
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