O♡L
「え…えっと、英文学科でした…」

「ふ〜ん。じゃあ英語は得意なんだな?」

「…べつに、得意ってほどじゃー…」


「得意ってほどじゃないですけど…」

そう言おうとしたとき…。


「とーくーい、なんだよな?」


あたしが言い終わる前に、課長が言葉を被せてきた。

机から身を乗り出して、五十嵐課長はあたしを睨みつけてくる。


なんか…今までよりも威圧感がハンパないっ…!
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