O♡L
「…え、あたし…また何かやからしたんじゃ……」

「違ぇよ」

その言葉を聞いて、あたしは一気に脱力した。


「なんだ…よかった…」


午後に課長から呼び出されてから、なんだろうと思ってずっと気を張っていたけど、ようやく安堵することができた。


「…俺がまだ何も言ってねぇのに謝ってくるなんて、そんなに日々の業務のミスに心当たりがあるのか?」

「…とっ、とんでもないです…!」
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