O♡L
あたしの思わぬ反論に、少し驚いたのか目を丸くする課長。


「おーおー。この課長様に向かって、なかなか偉そうなこと言ってくれんじゃん」

「…課長だって困るんですよね?英語ができないと」

「まぁな。ここはおとなしく、お前に従ってやるよ」


課長は観念したように右手にシャーペンを持ち、参考書を捲った。


…か、勝った……‼︎‼︎

初めて五十嵐課長を言い負かせた…!
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