O♡L
眉を下げて、急に光輝さんが不安そうな表情を浮かべた。


明後日の日曜日は、待ちに待った光輝さんとのデートの日。

そんなの答えは…。


「大丈夫です!」


あたしは、これでもかってほどに笑顔で答えた。


「よかった〜…。奈緒ちゃん忙しそうだから、断られちゃうかと思ったよ」

安心したように、イスにもたれかかる光輝さん。


「じゃあ、11時に駅に集合ねっ」
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