O♡L
店の外には長蛇の行列があるのに、あたしたちはすんなりと通してもらえた。


それは光輝さんが、予め予約しておいてくれたから。


あたしたちは、川を一望することができる窓際のソファー席に案内される。



「なにする、奈緒ちゃん?」

メニューをあたしに向かって広げる光輝さん。


おいしそうなサンドイッチやパスタ。

グラタンやドリアもあるし、ピラフも…。
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