O♡L
「べつに盗み聴きするつもりはなかったんだけど、社員食堂で奈緒ちゃんがこの映画の話をしているのが聞こえてさっ…。これなら喜んでもらえるかなって思って」

照れるように頭をかく光輝さん。


この映画は女の子には人気だけど、あまりにも甘々すぎる内容のため、男性からの人気は低いと聞いていた。

それなのに、あたしのために光輝さんは映画のチケットを買ってくれていた。
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