O♡L
「い…いえ、なにもっ」


1人で笑ってるなんて知られたら、変な風に思われちゃう…!



メニューを広げて、あたしはカフェオレを注文した。

そのあとに、光輝さんも同じものを頼んだ。


「奈緒ちゃんって、ブラックとか飲めたりする?」

「いえ、あたしはまったく…」

「俺も苦手なんだよねー、苦いの」


光輝さんはペロッと舌を出す。

その可愛げたっぷりな笑顔に見とれてしまう。
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