O♡L
「五十嵐課長って、かっこいいよねー。俺、憧れてるんだ。あと数年後には、俺も五十嵐課長みたいに海外でも働きたいんだ」


光輝さんが夢を語るその瞳は、純粋そのものだった。


光輝さんと初めてこのような夢の話をして、いつもとは違う光輝さんに見とれているはずなのに…。


なんで…。

…なんであたしの頭からは、課長の姿が離れないんだろう。



明日からのニューヨークへの出張…。
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