O♡L
「だって今まで五十嵐課長課長が営業課を仕切っててくれたけど、2週間はいないわけだし。たった2週間だけど、担当する上司が変わるだけでその組織も変わるって言うからね」


光輝さんはカフェオレに砂糖を入れて、ティースプーンで混ぜながら、「俺、五十嵐課長の自由に営業させてくれるところが好きなんだよねー」と呟いた。


光輝さんが五十嵐課長の名前を出すたびに、あたしの心臓がトクンッと跳ねる。
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