O♡L
「どうでもって…」

「なんだ?さっきは、阿部のところに行ってほしくないって泣きじゃくってたくせに、俺と付き合った途端、その余裕な態度はっ」

「そ…そういう意味じゃありませんけど…!」


あたしは恥ずかしくなって、顔を背けた。


「それに、まぁ…あいつのやりたかったことは、だいたいわかってたから」

「…え?」

「俺と2人で食事がしたかっただけだろ?」
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