僕の生きた日
僕は虐待されていた。

身体中傷だらけにされて、3日位何も食べさせて貰えなかった日もあった。

お母さんは、恋人と別れたのは僕のせいだといって殴り続けた。

僕は生まれたらダメだったそうだ。

先生に話したらそんなこと無いって抱きしめてくれた。




こんなに人の温もりが心地いいと思ったのは久しぶりだった。

お父さんは優しかったんだ。

僕が泣いてるときはいつも抱きしめてくれた。

そんなお父さんもぼくが7歳のときに死んじゃって

お母さんが僕を要らない子だと言いはじめたのもその時くらいからだった。


だから


死ぬまえに僕のこと憐れに思った神様が一時の幸せを与えてくれたのかなぁって思って

本当に嬉しかった






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