Y U R A 〜その忍、黒き蝶の如し〜
美影が恐る恐る目を開けると、目の前で刀を振りかざした兵の…肘から下がなくなっていた。


「…あれ?俺の…腕…?」


兵は青ざめた顔をして、あっという間に首から血を吹いて倒れた。


「うわっ…‼︎なんだ、いきなり…!?」


残る2人の兵は、思わず後ずさりをする。


「…一体なに…ガっ」


もう1人の兵は、一瞬にして頭が吹っ飛んだ。


「…うわあぁぁ!!…なんなんだよ!?」
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